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学生における 感染拡大予防に対する取り組み (第六報)

1.はじめに

  •  本学は、厚生労働省が定めた「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針 令和2年3月28日(令和4年11月25日更新)」(資料①)、および文部科学省が定めた新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について「令和4年度の大学等における授業の実施と新型コロナウイルス感染症への対策に係る留意事項について (令和4年11月28日更新)」(資料②)において示された内容について周知を行うとともに、引き続き感染拡大の防止や学生の学修機会の確保、学生への適切な情報提供と支援等に取り組むものとする。
  •  また、本学の新型コロナウイルス感染症対策に関する基本的な考え方として、①感染拡大の防止と学修機会の確保、②学生の立場に立った配慮および情報提供および支援、③教職員の業務の在り方と体制の確保、について引き続き留意する。さらに、大阪府が定めた「感染拡大防止に向けた取組み(令和4年11月9日以降)」(資料③)に従い、引き続き新型コロナウイルス感染症の主な感染経路である飛沫・空気感染および接触感染のそれぞれについて、通学時および校内における学生・教職員の動線や接触等を考慮したリスク評価を行い、そのリスクに応じた対策を講じる。
  •  本学は、今後の感染状況を踏まえつつ政府および大阪府の動向にあわせ、学修機会の確保と感染対策の徹底の両立を図ることを活動基準とする。

 

2.学内における感染症対策の基本

  •  地域の感染状況に応じて感染予防に最大限配慮した上で、学生が学習できる環境を整え教育活動を継続する。前項の政府および大阪府が示す感染拡大予防対策を踏まえ、3つの密 (密閉・密集・密接) を徹底的に避けることと、新しい生活様式(身体的距離の確保、マスクの着用、手洗い)の継続を、一人ひとりの基本的感染対策として取り入れる。そのなかで情報通信技術 (ICT) を最大限活用するとともに、授業を複数のグループに分散しそれぞれが限られた時間、日において登校する機会を設ける等、柔軟な対応を図ることで教育活動を継続する。また、本学関係者の感染者情報についても、本人の同意を前提に、プライバシーを確保したうえで活用し、速やかに情報共有を行う。
  •  以上を本学の感染症対策の基本として、全ての学生が平等に教育を受けられることを目的に「大学の対策」および「学生の対策」について以下の内容を継続して実践する。

 

3.大学の対策

 

3-1.全体の取り組み

  • ・3密の回避に加えて新しい生活様式を取り入れる等、前項の政府および大阪府が定める感染拡大防止対策等におけるガイドラインを遵守する。
  • ・自宅を出る時点から帰宅するまで、飲食事以外はマスクをつける。
  • ・こまめな手洗いを実践する。
  •  →  30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う。
  • ・教 壇から学生までの距離を開ける。
  •  → 最前列を空けることで1m以上確保する。
  • ・教室内の密を防ぐ工夫をする。
  •  →  換気を徹底する。
  • ・机や椅子等学生が共通に触れる物の清拭に留意する。
  • ・飛沫が飛ぶ可能性の高い授業や、人と人が近接するような活動では、できるだけアクリル板等の隔壁を利用する。
  • ・学生の学内滞在時間を最小限にする。
  •  →  最終授業後速やかに帰宅させる(自己学習等は除く)。
  •  * 個別対応が必要な場合は、終了後速やかに帰宅させる。
  • ・教職員と学生、学生同士の対話は距離を確保する。
  •  →  換気および間隔が確保でき、3密にならないような工夫をする。
  • ・教職員および学生同士の会話は必要最小限とする。
  •  → とくに昼食時は会話を避ける。
  • ・休憩および昼食等で外出する際は、少人数で行動し3つの密と新しい生活様式の基本的感染対策を遵守し感染者集団 (クラスター)発生を防ぐ。
  • ・大学における演習授業 (学内実習等) には万全の注意を払う。
  •  →  マスクの着用、換気および手洗いを徹底する。
  • ・主要な場所にポスターを掲示し注意喚起を促す。

 

3-2.健康管理

  • ・毎日の体温チェックの確認・実施をする。
  •  →  教職員および全学生は、自宅で検温したうえで登校するようにする。
  • ・教職員および全学生の健康管理を実施する。
  •  →  健康管理シートの記入を通じて自己管理を実施する。
  • ・原則、教職員および全学生は、登校時に事務局前等で検温後に入構する。 
  • ・発熱のある教職員および学生の登校制限を行う。
  •  →  普段と比べて体温が高い教職員・学生は授業開始前までに事務局へ連絡する。
  •  * 軽度な発熱であっても咳・咽頭痛等の症状がある者は登校を見合わせる。
  •  また、①発熱やのどの痛み・咳が長引く(解熱剤を飲み続けても4日以上続く)、②強い倦怠感や息苦しさがある、③嗅覚・味覚障害がある、④濃厚接触者および発症者との接触が確認された場合は、速やかに最寄の診療所・保健所へ連絡させる。
  • ・登校後に発熱を確認した場合の対応。
  •  →  発熱を再度体温計で確認しすぐに医務室に搬送する(個室で対応する)。その後、事務局へ連絡する。事務局は大学本部に報告する。
  • ・発症が疑われる場合の対応。
  •  →  万が一感染者が発生したときは、本学における新型コロナウイルス感染者発生時の対応マニュアル(別紙)に従う。個人情報の取り扱いに十分注意しながら名前等の個人情報を適正に管理する。
  •  →  事務局で情報収集し、学生委員会で管理する。
  •  * 学生に感染が確認され、かつ大学内に当該感染者に係る濃厚接触者が存在する場合は、授業を中止するとともに休校等の対策を講じる。

 

3-3.消毒・掃除・廃棄等

  • ・石けん、手指消毒用アルコール、界面活性剤含有の洗浄剤等を常備する。
  • ・ポスターを各トイレ周辺に貼る(手指消毒および手洗い方法)。
  • ・大学の出入口および各教室の出入口に手指消毒用アルコール等を設置する。
  • ・教室をはじめ大学内すべての部屋の換気 (2つの窓を同時に開ける等) を徹底する。
  • ・複数の人の手が触れる場所は、適宜消毒する。
  • ・マスクを外した時は、必ず手を洗い手指消毒用アルコールで消毒する。
  • ・ゴミ (※特に鼻水、唾液等が付着したもの) は、袋に入れ密封した状態で捨てる。
  •  →  極力持ち帰るように促す。

 

3-4.トイレについて

  • ・全てのトイレに石鹸やハンドソープおよび手指消毒用アルコールを常備する。
  • ・原則として、教職員室および授業教室の最寄りのトイレを使用する。
  •  →  学内における人の行き来を最小限にするよう努める。

 

4.学生の対策 

 4-1.登下校時

  • ・毎朝体温を測り、発熱がないことを確認してから登校すること。
  • ・発熱、咳、くしゃみ、下痢等の症状がある場合は登校を控えること。
  • ・登下校時は咳エチケットを守り、うがいを励行する。
  • ・対面での会話は人と人の距離を確保したうえで行なう等、感染防止に努める。
  • ・登下校時に電車・バス等の交通機関を用いる場合は、マスク着用により感染予防に努める。
  • ・登下校後は速やかに手を洗う、顔をできるだけ触らない、触った場合は顔を洗う等して接触感染対策を行う。
  • ・公共交通機関を利用時のみならず学内においても、大声を出さない。
  • ・徒歩圏内(自転車通学を含む)から通える学生については、登下校時の感染リスクは低いと考えられるが、マスク、手洗い等の基本的対策は行う。
  • ・休憩時間および昼食時等を利用して、手洗い、うがいを励行する。

 

4-2.学内の行動

  • ・3密(密閉、密集、密接)を回避する。
  • ・マスク着用および手洗い励行。
  • ・授業中の私語は慎む。
  • ・学内移動は極力階段で行う(原則としてエレベーターは3密回避(最大4名)で使用可能とする)。

 

4-3.休憩時間・昼食時の施設使用および制限

  • ・休憩および昼食時は常時換気する。
  • ・対面での食事や会話を慎む。
  • ・飲食時に使用する物品 (机、椅子等) は定期的に消毒する。
  • ・入退室の前後に手洗いをする。

 

4-3-1.休憩・昼食時に使用可能な教室について

  •  原則指定はしないが、一部屋あたりの人数が多い場合は、別室へ移動し密を避ける。

 

4-3-2.休憩・昼食時に使用禁止の教室

  •  1階:身体機能実験室、ADL室
  •  2階:講堂、訓練室、治療室
  •  6階:体育館
  •    * 上記の対策を講じた上で、教室、学生控室、図書室の制限を解除する。

 

5.継続して必要な物品等

  •  石鹸、ハンドソープ
  •  界面活性剤含有洗剤
  •  手指消毒用アルコール等 
  •  体温計
  •  アクリル板およびビニールカーテン等、仕切ることが可能なもの

 

6.その他

  •  <運動場の利用>
  •  ・前述の対策を講じたうえで利用可能とする。
  • <施設利用時間>
  •  ・21時までとする。
  • <ゴミについて>
  •  ・マスクに鼻水、唾液が付着しているものは、極力各自持ち帰るように努める。
  •  ・ゴミの収集を2回/1日にする。